着工から約1年。「NOT A HOTEL NASU」の3棟目となる「CAVE」の竣工が近づいてきました。 デザインを手がけたSUPPOSE DESIGN OFFICEの現地視察風景と共に、最新の様子をお届けします。
那須の大地に溶け込み、温もりを醸し出す建築
内装の仕上げ工事も終盤にさしかかった現地で、特に確認を行ったのは塗り壁の表情です。あえてムラを出すことで、自然と調和する有機的な空間に仕上げており、全体のバランスや光の受け方を見ながらその加減を指示していました。
自然に開かれたプールとサウナ
室内から見た自然との関係性や眺望だけでなく、屋外からの見え方も確認。谷尻氏は現地視察で見るポイントを「壁の塗装や空間の雰囲気はもちろんだが、建物がその土地に合っているのかを再確認する時間。那須のこの場所で、この色、この形、この素材の建築が建つことに間違いはないのか、自分に問い直す」と話します。
5月の開業に向けて、工事も最終段階に
視察を終え、谷尻氏と吉田氏は「MASTERPIECEとCAVEは良いパートナーのような位置付けだと思う。内装の雰囲気は繋がっている部分も多いが、良い意味で違うものになっている」と振り返っていました。
開業まで残り約2ヶ月。完成を楽しみにお待ちください。
最新情報は各SNSでも配信中です。