自身のブランド White Mountaineeringをはじめ、UNIQLOやCOLMARのプロジェクトなど、世界を股にかけ活躍するファッションデザイナー相澤陽介氏。
そんな相澤氏にとって初の建築プロダクトとなる「NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA BASE」の制作が着実に進行しています。
4月に即完売したMODEL Sの追加棟の販売もスタートしました。
ぜひ、「BASE」製作の舞台裏をご覧ください。
天然石を削り出す、一点物の露天風呂
「BASE」MODEL Lに設置される、一枚岩を削り出した露天風呂。重厚な存在感を放つこの露天風呂の製作プロセスは、魅力的な岩を探し出すところから始まります。
神奈川県にある竹林石材店は、真鶴のみで採掘される上質な「本小松石」の採掘や加工を手がける企業。石を見極めるプロフェッショナルたちと、自然が作り出した一つたりとも同じ物がない岩から、「BASE」にふさわしい岩を探し出します。
採石場を訪れ、そのサイズ感や手触り、角度によって異なる表情、水に濡れた時のイメージを細やかに確認しながら、MODEL Lの風呂場に設置された時の雰囲気を創造していく。この過程が、まだ見たことのない空間作りへとつながっていきます。
NOT A HOTELでしか見ることのできない「グランプリチェア」
今年春、デンマークにあるフリッツハンセン社の工場を訪れた相澤氏。その目的は、「BASE」に設置される「グランプリチェア」の限定モデルの制作過程を視察すること。
京都で1843年に創業した川島織物セルコン社で丁寧に織り上げられた生地を、デンマークの熟練した職人達が一枚一枚手作業で「グランプリチェア」に張っていく繊細な仕事。その場の誰もが一切の妥協を許さない、特別なプロダクトのための共同作業です。
相澤氏が「BASE」のためだけにデザインしたヘリンボーンのオリジナル生地と、アルネ・ヤコブセンが生み出した傑作「グランプリチェア」。その掛け合わせが、この建築プロダクトの魅力を何倍にも増幅させてくれます。
「BASE」に滞在する人だけが体験できる特別な座り心地を楽しみにお待ちください。
相澤陽介氏が登壇するスペシャルトークセッションを7月22日(土)に開催
ディレクションを手がけた相澤陽介氏とNOT A HOTEL代表の濱渦によるトークセッションを明日7月22日(土)に実施します。
現地参加は定員に達しておりますが、WEB視聴は無料でご参加いただけます。
「BASE」のデザインに込めたこだわりや設計にまつわるエピソードなど、ここでしか聞けない内容となっておりますので、ぜひご参加ください。
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